Sun,08 May,2005

●別れ

怪我をした祖父が、嫁に出した娘(私の叔母)がお見舞いに来たその日に、
ほっとしたのか、静かに、眠るように息を引き取りました。
叔母が来たときは、怪我のために横になってはいたものの、
元気で話したりしていたそうですが、それからわずか4時間後のことでした。

ずっと婿である私の父との仲が悪く、父に一方的に意地悪をしてきた祖父が、
怪我をしてから、(入院するほどでもなかったけれど)念のためと入院を勧めると
どうしてもいやだと、婿に(私の父)に世話をしてもらうほうがいいと言い張ったと。

そして最期のとき、「今まですまなかった」と詫びたと聞き、
頑固だった祖父の、見えなかった心のほんの一部を知りました。

今までいろいろあったけれど、いがみあったままではなくお別れできたことが
せめてもの救いとなって、心から送ることができてよかったと思います。

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